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腰痛予防 雪かき編

札幌も例年通り雪が積もりました。

雪かきも本格的に始まりましたね。私もクリニックの前をせっせとやっております。

当院では積雪の回数、量に比例して腰痛の方の来院数が増加しています。

雪かきは腰痛の方にとって大敵ですね。

それでも雪かきをしなければいけないのが雪国の辛いところです。

そこで今回は雪かきによる腰痛の予防をお伝えしたいと思います。

 

雪かきで行う動作は「押す」「持ち上げる」「投げる」の3つです。

これらの動作は腰部にとても負担をかけてしまいます。

特に椎間板(背骨の骨と骨の間にある軟部組織)は圧縮と捻転(ひねる)に弱いので、雪かきの動作は腰部椎間板にとって危険な動作なのです。

そこで起こる可能性があるのは椎間板ヘルニアです。

尚且つ普段運動をしていない方が急にこの動作をすると筋肉に問題が発生する可能性があるのです。

では、いかにして腰を守ればいいのでしょうか。

 

そのヒントになるのが「インナーマッスル」です。

今や雑誌やTVなどでもよく聞く言葉ですね。トレーニングの方法も色々あることも分かると思います。

その中でも腹式呼吸は自分で出来るインナーマッスルを活性化させるトレーニングなのです。

では、腹式呼吸はどの様に行えばいいのでしょうか。

 

トレーニング方法>

①鼻から2~3秒かけて息を吸う。

②5~7秒かけて息を吐きながらお腹を凹ませ、最後におへそを背骨に近づける。

③10回繰り返し、10回目に10秒キープする。

 

インナーマッスルが活性化することで腰周りが強化され腰痛予防に繋がる訳です。

更に雪かきで先ほど挙げた「押す」「持ち上げる」「投げる」をする時に②の状態をキープしながら行うことで、腰周りを守ることが出来ます。

 

これが雪かきによる腰痛の予防方法です。

最初はやり方や回数など分からないことがあると思いますので、専門化に指導してもらい正しいやり方を覚えることをお勧めします。

 

 

East Chiropractic Office

院長 石田雄亮

 

2016.02.02

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